介護タクシーを使うと部屋までの送迎もサポートしてくれる?
2024/05/02
介護認定を受けている方が外出するのはなかなか難しいものです。
一人では移動ができない方も多く、車に乗り込むとなれば、家族の介助があっても大変です。
では、介護タクシーを利用した場合、部屋までの移動は手伝ってもらえるのでしょうか。
目 次
介護タクシーのドライバーは介護資格がある
介護タクシーは、介護保険の適用が受けられるタクシーで、タクシードライバーが介護福祉士や介護職員初任者研修などを受けた有資格者です。
ただ車を目的地まで運転するだけでなく、介護や介助といったサポートが可能です。
そのため、部屋からタクシーに乗るまでの移動が難しい場合やタクシーが自宅や目的地に到着して部屋までの移動が難しい場合には、タクシードライバーがサポートしてくれます。
部屋からや部屋までのサポートの方法
部屋からタクシーへ乗車する際やタクシーを降りて部屋に戻る際のサポート方法は、被介護者の状態によります。
介助を受ければ一人で歩ける場合は、乗り降りや歩行の介助、車椅子で移動される場合は車椅子の介助や乗降サポート、寝たきりの方や状態が思わしくない方などはストレッチャーに乗せての移動なども可能です。
介護タクシー以外ではサポートはできない
近年は高齢化で、タクシーを利用して近くまで日用品の買い物に出かける方や通院する方も増えています。
その場合、部屋からタクシーまで介助してほしい、 部屋まで連れて行ってほしいと頼む方もいるかもしれません。
タクシードライバーの好意で行われる場合もあるかもしれませんが、本来はNG行為です。
介護の知識がないのにサポートをすると、思わぬ事故のリスクもあります。
そのため、高齢者など移動に不安がある方も、タクシードライバーに介助などを求めないようにすることが必要です。
介護タクシーなら安心
介護タクシーのタクシードライバーは、介護に関する資格を持っており、部屋から乗車させたり、降車後に無事に目的を果たしたり、部屋まで戻ることまでサポートするサービスも請け負っています。
そのため、状態や希望により、部屋からの移動や部屋までの移動もサポートしてくれますので安心して依頼できます。
ご家族のサポートが受けられない、一人暮らしの方や家族が留守の間に介護タクシーを利用したい方も安心です。
まとめ
介護タクシーは、介護の資格を持つタクシードライバーが対応してくれるため、移動が困難な場合など、部屋からの乗車や降車後に部屋まで戻るまでもサポートしてもらえます。
資格を有しているため、いざという時でも安心でしょう。

記事監修者
小野税理士事務所代表の小野 聰司。
平成21年の12月に小野税理士事務所を開設し、多くのお客様のサポートをしている。