電動車椅子で介護タクシーを利用するには
2024/06/01
電動車椅子を使っている方が車で移動したい場合、介護タクシーならスムーズに利用できるでしょうか。
この記事では、電動車椅子で介護タクシーを利用する方法についてご紹介します。
目 次
手動車椅子と電動車椅子の違い
電動車椅子は、バッテリーなどが搭載され、パワフルかつスピーディーに移動ができ、身体能力が低下している方や体力がない方でもスムーズな移動を可能にします。
バッテリーなどが搭載され、電気系統が装着されているので、重量も重く大きいのが特徴です。
これに対して、一般的な手動の車椅子にはバッテリーなどは搭載されていないので軽量でコンパクトですが、その分移動するには力がいるか、介護者や介助者に押してもらう必要があります。
介護タクシー利用における違い
介護タクシーといってもさまざまな車両があり、介護タクシー会社によって保有している車両のラインナップも異なります。
手動車椅子の場合、車椅子ごと乗れる福祉車両を利用するか、車椅子は折り畳んだうえで体をタクシーのシートに移動させて乗車することが可能です。
車椅子のサイズなどにもよりますが、セダンやコンパクトカーでもトランクや後部座席などに、折り畳んだ車椅子を載せて移動ができます。
一方、電動車椅子の場合は、通常折り畳むことができません。
そのため、電動車椅子ごと乗り込めるサイズの車両でないと対応ができません。
電動車椅子をスムーズに乗降させるための電動リフトまたはスロープが装着されていることも必須です。
電動リフトやスロープがあれば、ご本人が電動車椅子を操作して、そのまま乗り込めます。
乗り込んだら、走行時の揺れで危険な思いをしないよう、固定をしたうえで走行します。
電動車椅子に対応できるか確認しよう
電動車椅子で介護タクシーを利用したい場合には、対応できる車両があるかを確認しましょう。
対応車両があれば、一般的なタクシーと異なり、電動リフトやスロープなど条項をサポートする装置も付いており、タクシードライバーによるサポートも受けられるので安心です。
介護の専門資格を持ったドライバーなので、安心して任せられます。
まとめ
電動車椅子で介護タクシーを利用したい場合は、電動車椅子に対応する車両があることが必要です。
電動車椅子のまま乗って、そのまま移動できます。
スムーズに乗降するための電動リフトまたはスロープが装着しており、自分でそのまま操作して乗降できるほか、介護資格を持つドライバーによるサポートも付いているので安心です。
記事監修者
小野税理士事務所代表の小野 聰司。
平成21年の12月に小野税理士事務所を開設し、多くのお客様のサポートをしている。